コロナ禍中、今回で三度目の台湾渡航。
2019年までは、誰もが気軽に行けた海外。それが2020年以降、ごく限られた人にしか使われなくなった国際線ターミナル(2020年より第3ターミナルと呼ばれるようになった)。
その変わり果てた姿に、最初は正直、言葉もありませんでした。
まるでゴーストタウン・・・
今まで海外によく行っていた人たちも、今では寄り付く理由もないそのターミナルの現状を、今回はお届けしてみたいと思います。
全く人気(ひとけ)のないチェックインカウンター。ほとんどの便が欠航しているので、だだっ広いスペースの、ほんの一部のカウンターしか使われていません。
通常なら、例えばJALでも行先によってカウンターが分かれていますが、今では上の写真のように、ある程度カウンターを一つの場所に集約して効率化を図っている感じでした。僕がチェックインしたときも台湾以外複数の渡航先のチェックインが行われていました。
チェックインフロアからショップフロアへつながるエスカレーターも一部閉鎖・・・。別のエスカレーターで上がるか、階段かエレベーターか。もう、この写真を見るだけでも、ショップフロアがどうなっているのか不安を感じさせます・・・。
ショップフロアに上がってみました。誰もいない・・・。2年前の賑わいはいずこへ・・・。
いない・・・。
いない・・・いない・・・誰も、いない・・・。
大賑わいだったお土産屋さんも、美味しかった飲食店も、軒並み閉鎖しています。
まるで地球から人類がいなくなったSF映画でも観ているのかと錯覚するような光景が眼前に広がっていました。
無敵と思っていた吉野家でさえ、短縮営業を余儀なくされていました。
「朝ごはんは吉野家しかないな・・・。」と思って行ってみたら、まさかの撃沈・・・。
このあと、ターミナル1階にあるローソンまで降りて、朝ごはんを買って食べました。
ローソンは開いててよかった。
とにかく、ローソンくらいしか空いてないので、超ヒマ。
何もすることがないのでとりあえず早めに出国手続きしてしまおうと思い、ゲートに向かっても、人がほとんどいません・・・。係員の人数のほうが多いくらい。
整列を促すロープだけが、むなしく張られていました。
コロナ禍で利用者が激減したタイミングを狙ったのか、それとも東京オリンピックに向けてなのかは定かではありませんが、チェックインカウンターの荷物預け入れのシステムや、出国手続きのときの荷物検査の機械などは、見違えるほどに最新式に変わっていて、近未来的になってました。
さて、出国手続きを終えたあとの搭乗ゲート側はどうなっているのでしょうか?
「その2」に続きます!