隔離生活in台北 その1

時事ネタ

新型コロナウィルス拡大防止に伴う、台湾の徹底した防疫体制。
今回は「海外から台湾に入境した人」全ての人が避けて通れない隔離について書いていきます。

台湾では基本的に、国外から台湾に入境する人全て(台湾人であろうと外国人であろうと)、14日間の強制隔離と7日間の自主管理が課されます。

2020年の新型コロナウィルス感染拡大開始から今年の夏手前頃までは、自宅がある人は自宅での14日間隔離が可能でしたが、今では必ず政府指定の「防疫ホテル」での隔離を余儀なくされます(しかも自腹)。

空港到着後、まずは事前(台湾到着48時間前に行う)にスマホで申請した内容をチェックされます。
↓コレ

次に、台湾国内の携帯電話番号を持っている人はその番号を申告します。台湾の番号を持ってない人はSIM購入手続きをします(確か。この辺記憶が曖昧)。

その後、空港内の流れに沿って、唾液検査を行い、唾液検査後に入国手続き。日本と違い、唾液検査の結果を待たずして入国手続が可能です。

預入荷物をピックアップして、空港ロビーに出ても自由では有りません。そのまま「防疫タクシー」に乗る申請をして、問答無用にタクシーに乗せられ、事前予約した防疫ホテルまで一直線。

しばらくお目にかかれない台北の街並みを車窓越しに見ながら、刻一刻と隔離ホテルが近づきます・・・。

しばらく見れない台北の街並み・・・

ホテル到着後も、まっすぐホテルに入り、防護服を来たスタッフと短い会話。
ホテル専用のLINEを交換し、今後二週間、全てのやり取りがこのLINEで行われます。
部屋番号を告げられ、部屋まで行って、14日間外界とお別れです。

サヨナラ・・・自由な世界・・・涙。

これが今回僕が14日(正確には15泊16日)一歩も出られず過ごす事になったお部屋。
何故かベッドが2つの部屋だったので、一つは完全に荷物置きと化しました。

バスタブ付き、仕事などをするにも程よいデスク、そして少しだけ開く窓付き。

僕の知り合いでも何人かの人がホテル隔離を経験している人がいたので、その人達から教わったアドバイスに従い、部屋は必ず「窓あり」指定で予約しました。そして日本人には欠かせない「バスタブ」もあったほうが良いですね。

実際、日中の換気や外の空気を吸えるのはホントにありがたかったし、夕方は毎日半身浴ができたので、多少のストレス解消になりました。

部屋には、24本入りのペットボトル水のダンボールが置かれ、ミニ冷蔵庫、ポットなどがありました。シャンプーやボディーソープは小分けパックが10個ずつほど、大小タオルが2セット、石鹸や歯ブラシ、ひげ剃りなど一般的はアメニティーも一通り揃っています。アメニティーが足りなくなったり、タオルを交換したい場合はLINEで要求します。

デスクには、体温計、体温を記録する用紙、その他誓約書的なものが置いてあり、チェックアウトの日までに記入し、デスクに置いて出ていきます。

いよいよ始まる2週間の隔離生活。

「その2」に続く・・・。

Ogatake

Ogatake

日本と台湾で小さな会社を経営しつつ、デュアルライフ人生を送ってます。日本の不動産関連コンサルティングや、日台双方の起業・進出支援などもやってます。それ以外もなんやかんやガチャガチャといろいろやってるんで、いろんな情報をこのサイトでお届けできればと思っています!

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