コロナ禍中、今回で三度目の台湾渡航。
羽田空港の様子第二弾です。
セキュリティのため写真は撮れませんでしたが、出国手続きのゲートも当然、全然人がいません。数年前から日本パスポート所持者はほぼ自動で出国手続きができるようになったので、幸か不幸か、むだな人員配置もなく、静まり返ったゲートでした。
ゲートを抜けた直後に眼前に飛び込んでくる風景。
平時であれば、ゲート目の前にある免税店には人が溢れ(中国人多かった)、ちょっとした買い物をするにもレジに行列ができていましたが、なんとその免税店ですら写真のように壁で覆われ、エスカレーター下のごく一部しか営業していませんでした(改装中なのかな?)。
コロナ禍中、一回だけラウンジに行ったことがあるのですが、平時のときと比べ物にならないほどの状態に失望したので、今回はスルー。
いつも使っていた免税店はやっていませんでしたが、左右に伸びる搭乗ゲートへ向かう通路のいくつかの場所では、免税店はオープンしていました。
が・・・、買い物を楽しむ人達の姿はほとんどありませんでした。
通路を歩いている人もまばらです。
ロレックスも、エルメスも、コロナの前ではご覧の通り・・・
ブルガリも・・・。ショーケースはルパン三世に盗まれたかのようにからっぽ。
ボッテガ・ヴェネタもご覧の通り・・・。
いつもなら東京を飛び立つ外国人でごった返す、日本製品のお土産屋さんも休業中。そりゃそうですよね、人がいないんですから。ガラスのシャッターの向こうに、ガンダムが寂しそうに直立不動。
フードコートは、お好み焼き屋さん、うどん屋さん、バー、ステーキ屋さんが営業していました。バーなんか、ズラッとお酒が並んでいるのに、緊急事態宣言のおかげで提供禁止・・・。具体的には、この日は緊急事態宣言が解除された初日だったんですが、やっぱり「お酒は提供してません」という張り紙のママでした。
フードコートのテーブルには誰も座っていません・・・。
日本を立つ前によく食べていたつけ麺の「六厘舎」も休業・・・。
「魚がし日本一」も休業・・・。
寂しい。寂しすぎる。
フードコートを過ぎたあたりから更にT字型に奥に伸びる搭乗ゲートへ向かう通路は閉鎖され、誰も来るはずもないであろうシャッターの前に係員が仁王立ちしています。
いつもだと、だいたいこの先の搭乗ゲートが、台湾便がよく駐機しているエリアなんですけどね・・・。
ということで、出国ゲートを過ぎたとしても、ゆっくりとくつろぎながら搭乗を待つ、といった過ごし方ができない、今の国際線。
僕は搭乗時間を待つ間、ベンチで仮眠することぐらいしかやることが有りませんでした。
ようやく搭乗時刻・・・
と思いきや、今回は日本に近づいていた台風の影響で、結果的に当初出発予定より4時間遅れでの出発となりました。なにもない空港で、4時間待つのはホント拷問です。
なんとか無事に飛行機も飛んで、無事に東京を発つことができましたとさ。