2021年1月に台湾に初上陸したドン・キホーテ。第1号店は「台北の原宿」とも言われる「西門街」にオープンしました。
オープン当初から凄まじい人気で、長蛇の列が毎日途切れること無く続くほどの大盛況でした。
そして2022年1月、同じく台北市内に2号店がオープン。日本人としては、やはり視察しなければ・・・という衝動にかられて行ってみましたのでレポートします。
2号店は中正區というエリアにあって、この周辺には電化製品を取り扱う店が集積している「台北の秋葉原」みたいな場所です。
ピッカピカのビルの地下一階に、2号店はオープンしました。
ビルのエントランスに入ると、地下へ続くエスカレーターが。2022年4月当時、ドンキ以外のテナントはまだ全然入っていないようでした。
フロアマップ。面積はかなり大きいですね。
凄まじい物量・・・。
ここは日本か?と錯覚するほど、メイドインジャパン商品がズラリと並んでいます。
エゲツないほどの(笑)物量。
化粧品、お菓子、飲み物、食品、調味料、家電、雑貨、食器、なんでもあります。
台湾ならではのドンキだなー、と感じたのは、日本の伝統工芸品も一部取り扱っているところですね。
いったい、誰が買うんでしょうか・・・。
日本のお酒もズラリ。日本で買うより価格はかなり高めですが、台湾に住む「酒好き日本人」にとっては、とてもありがたい商品の取り揃えです。
生鮮食品も、日本のスーパーマーケット並みに豊富な品数が揃っていました。
カニ、和牛、日本産卵、果物などなど・・・。
写真をパッと見ただけでは、ここが台湾だとは思えないほどの「日本感」です。
店内は入口から出口まで、「イケア」のような感じで一本の動線が出来ていて、商品を余すこと無く見ながらレジまで誘導されていく感じの作りになっています。
日本のドンキのような雑多な感じではなく、それぞれの各商品がキレイに陳列されていて、僕的にはこの方が清潔感もあるし、探しやすいな、と感じました。
レジもめちゃくちゃ多いです。なぜか山手線の駅の名前が各レジに付いています。
日本人から見ると、「なぜこのデザイン?」と思ってしまいますが、外国人から見た日本のイメージって、こういうのも自然なんでしょうね・・・。
レジでお会計を済まして出口に向かうまでは、ダメ押しの飲食コーナー。「たくさん歩いてお買い物したから、お腹すいたでしょ?」と言わんばかりの店の配列。恐れ入ります。
ザ・日本な感じの食べ物店が並んでいます。
もう、日本っぽさをコッテコテに演出した造作になっています。
出口直前には、盆栽までおいてありました。もちろん販売しています。
もうね、世界観がメチャクチャです。笑
日本っぽいものをガヤガヤ置けば良いってもんでも無いかと思いますがね・・・汗。
それでもまぁ、楽しくお買い物ができるテーマパーク、って感じで、面白かったです。
僕も1年の半分は台北で生活しているので、やはり日本のブランドが欲しくなることがあります。三越、そごう、マツキヨ、ユニクロ、日本のブランドに事欠かない台湾ですが、このドン・キホーテが出来たことで、「かゆいところに手が届く」感の品物も手に入る様になったと感じます。
メイドインジャパンはまだまだ、台湾では絶大な人気ですね。
■DON DON DONKI 忠孝新生店
■台北市中正區八德路一段55號B1
■24時間営業